菌種同定試験 | 食品微生物検査 | 食品検査 | 株式会社 東邦微生物病研究所

菌種同定試験

製品や原材料、製造環境の微生物検査において、菌種に関する知見を得ることは汚染原因の究明など品質管理面で極めて有用な情報となります。
弊社では、不明な菌種の同定試験として、分類学に準拠した生物学的、生化学的性状検査を実施しています。
貴社の品質管理の一助として、是非ご利用ください。 

 

 

製品や原料,製造環境、微生物増殖によるクレーム品などの微生物検査において,検出された微生物は「どんな微生物なのか」,「有害性は?」といった情報が必要となってきます。 

また、公共施設や児童施設などでは、カビが発生した場合、カビの菌種や菌数を検査し、安全性について確認しておくことが施設管理の立場から不可欠な時代となっています。

「菌種同定試験」は,分類学上の名称(学名)を特定し,そこから得られる関連情報をもとに,衛生問題を解決する為の手段として利用するものです。

 

菌種同定検査のご案内

 まずは、お問合せ欄、電子メール、電話にてご相談ください。

同定試験規模、検査頻度に応じたお見積りを作成いたします。

検査内容

検査対象 検査項目 検査料金(税別) 納期(営業日)
菌株(分離された菌) 細菌、真菌(カビ) 5000円~ 3~15

製品(食品・水)、拭取り検体

落下細菌、空中浮遊菌など

上記料金は1菌株の金額になります。

 

検 査 項 目
落下菌測定(一般生菌+真菌)
菌種同定

標準納期は、5~11日となっております。

検査方法

■形状観察

検体を顕微鏡により、胞子、菌糸などの有無を確認します。

微細構造の観察事項

①胞子の形態及び色調

②胞子の形成方法と着生状況

③分生子柄などの胞子形成器官の形態

④菌糸の色調、隔壁や壁面の性状

⑤厚膜胞子、菌核、子嚢、子嚢果などの形態的特徴

■培養による観察 

分離培養したものについて、コロニーの肉眼的観察を行なうとともに、プレパラートを作成し顕微鏡により形態観察を実施します。

培養条件、コロニーの形態、菌糸、胞子などの形態的特長を基に同定を行います。

集落性状の肉眼的観察事項

①集落の生育速度

②集落表面及び裏面の色調やビロード状、綿毛状などの構造的な特徴

③分生子の形成状態

④集落周辺の寒天の色調変化

■生物学的、生化学的性状検査

生理・生化学的反応(糖資化性やガス産生性など)から菌種を同定します。

菌株に適切な試験項目を適用することで同定が可能です。

注意点

培地上に複数菌が存在する場合は、対象菌株を確認させていただきます。
種名の特定に至らない場合(酵母、カビ等)は、属名でのご報告となります。
死菌や培養困難な菌の場合、同定不能になることもあります。ただし、料金は発生します ので予めご了承ください 

藻類、キノコ類は、検査対象外となります。 

病原性が高い微生物につきましては、受託できない場合があります。

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報告

同定された種についての毒性や安全性の詳細な説明は行っておりません。

当社に菌情報がある場合、その菌の特徴についての所見をご報告いたします。

報告書は、図表などを使った報告書形式でお渡ししています。

写真が必要な場合は別途ご相談ください。

細菌、カビ、酵母は、「属(Genus) 種(species)」 の表記を用います。

 

関連外部リンク

日本微生物学会

社団法人日本食品衛生学会

食品からの微生物検査標準法検討委員会