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リステリア・モノサイトゲネス検査

リステリア・モノサイトゲネス(Listeria monocytogenes)の検査法について、平成26年11月28日付け食安発1128第2号において新たな検査法(定量法及び定性法)への変更が通知されました。
弊社では、新通知法に沿った検査体制を整えております。

 

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 旧試験法

 リステリア菌 平成5年8月2日付け衛乳第169号
 「乳、乳製品中のリステリア検査法手順(IDF標準法)」

 

 新試験法

 リステリア・モノサイトゲネス 平成26年11月28日付け食安発1128第3号
 「リステリア・モノサイトゲネスの検査について」

 

 

(写真:Wikipediaより転載) 

基準値の設定

平成26年12月25日付厚生労働省令第142号「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令」及び同日付厚生労働省告示第496号「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件」が公布され、ナチュラルチーズ(ソフト及びセミハードに限る。)及び非加熱食肉製品の成分規格に基準値(100cfu/g)が定められました。

 

お役立ち情報 「リステリア菌「リステリア・モノサイトゲネス」」ページもご覧ください。

 

検査のご依頼について

詳細については、お問合せ入力フォーム、電子メール、電話にてお問合せください。

ご条件を確認の上、お見積書を作成いたします。

集荷のご予約(平日)をいただければ、集荷スタッフがお伺いします。【エリア限定サービス】

※弊社では、旧試験法による自主検査の他、新試験法による命令検査および自主検査を受託しております。

 

検査内容

H26.11.28 食安発1128第2号によるリステリア検査方法改定による公定法  

●規格検査(公定法)

対象:ナチュラルチーズ(ソフト及びセミハードのものに限る)、非加熱食肉製品(生ハム等)
成分規格:100cfu/g

検査方法 検査結果の表記 検体量 納期(営業日)
予備試験 定量試験+定性試験
(1検体に付き1回検査実施)
10<又は数値/g & 陰性又は陽性/25g 200g以上 5~14
本試験  定量試験
(1検体に付き5回検査実施)
10<又は数値/g 200g以上 4~9

 

〔 備 考:予 備 試 験 〕

 ・定量試験と定性試験を各1回実施します。

 ・例え定量試験が基準値内でも、定量試験が不検出で定性試験が陽性の場合、
  本試験を追加実施することが必須となります。

 ・予備試験は必ずしも実施の必要はありません。

〔 備 考:本 試 験 〕

 ・定量試験を5回実施します。

 ・5回検査の1回でも基準値超えがあれば、規格違反となります。(平均値ではありません)

 ・予備試験は行わず、この本試験だけを検査可能です。

 

精度管理

毎年、FEPASの外部精度管理に参加し、優秀な成績を修めるとともに技術向上を図っています。

FEPASは、英国環境食料農村地域省(Department for Environment, Food and Rural Affairs, 略称DEFRA)傘下の独立行政法人である英国食料環境研究庁(The Food and Environment Research Agency, 略称Fera)が、1990年に国際調和プロトコールに沿って開発した信頼ある食品微生物検査の技能試験スキームです。ラボの検査技能を証明する方法として、世界99ヶ国以上、3000以上のラボが参加しており、国内では250ヶ所以上のラボが参加しています。

FAPAS/FEPAS/GeMMA/LEAP

 

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 精度管理試料の到着

   ベテラン検査員による検査

外部リンク

リステリアによる食中毒(厚生労働省)