薬剤感受性試験
感染症の治療に有効な抗生剤を選択するための薬剤感受性試験。
弊社では、ディスク拡散法により米国CLSI(Clinical and Laboratory Standards Institute、臨床・検査標準協会・旧NCCLS)が推奨する試験薬剤を中心として試験を行っています。
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出典: Wikipedia |
ディスク拡散法 菌液を塗布した培地上に薬剤含有ディスク(薬剤を滲みこませた乾燥濾紙) を置くと培地中の水分をディスクが吸収し、ディスクを中心に抗菌剤が拡散します。この時ディスク周辺の薬剤濃度が濃く、ディスクから離れるにつれ濃度が薄くなります。 塗布された菌は増殖を開始し、ディスクに含まれる薬剤が菌に対して効果があればそのディスクの周辺に菌は発育せず、 阻止円(菌が発育していない部分の円)が形成されます。 |
薬剤感受性試験のご案内
弊社は、一般細菌の薬剤感受性試験法としてCLSIがWHOの勧告基準に準拠して制定したKirby Bauer(KB)ディスク法を採用しています。
K-B法を採用する各国間では、検査方法および判定基準が統一されていますので、データの相互利用と的確な臨床情報を得ることができます。
国内の医療施設で使用される多くの抗菌薬に対応しておりますので、臨床からの様々なご要望にお応えできます。
菌種ごとの薬剤感受性パターンなどのご要望については、弊社営業部若しくは臨床衛生検査部まで相談ください。
検査方法
1. 滅菌生理食塩水に菌を浮遊させて、Mcfarland №0.5の濃度の菌液を調製します。
2. 綿棒に菌液をしみこませ、ミューラーヒントンS培地に、3方向から3回塗布します。
3. KBディスクを先の細いピンセットで間隔をあけて均等に配置します。
4. ふ卵器37 ℃で、16~18時間培養します。
判定: 阻止円の直径について、mm 単位で測定し、それぞれの薬剤を判定基準と照合し、
S : (Susceptible 感性)
I : (Intermediate 中間)
R : (Resistant 耐性)
の3段階評価によりご報告します。





