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百日咳について

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子供のころに、三種混合とよばれる予防接種をうけた記憶はないでしょうか??

その中の一つが百日咳を予防するワクチンです。

百日咳は特に乳幼児の感染症として問題となり、数日から一週間の潜伏期を経て、風邪のような症状を起こす。

この風邪のような症状の期間が二週間ほど続いた後、重い咳の発作が起きるようになる。

発作は昼間よりも夜間に多く、発作時には顔面紅潮、チアノーゼ、嘔吐、無呼吸、結膜充血、眼瞼浮腫などの症状を起こし、尿失禁、肋骨骨折、失神を起こすこともある。発作により激しく体力を消耗するため、時に入院が必要となる場合もある。

治療には、抗生物質を用いる。重症患者にはガンマグロブリンの大量投与を行う。

完治するまでは、咳を誘発させないために低温を避け、加湿器などで室内の湿度を上げて、喉を刺激する煙を避けるようにすることが重要である。

日本では、先に述べた三種混合の予防接種により、患者数、重症例は減っているが、死亡例の報告もある。

感染には、大人が大きく関わっていると言われている。大人は予防接種により免疫を獲得しているため、重症にはならず、ちょっと長びく風邪程度で治ってしまうことが多い。

実際に二週間以上続くしつこい咳の症状の人は、約二割程度が百日咳菌の関与があるという研究結果も報告されており、大人の百日咳感染者は激増している。

従来、ワクチンの効果は一生続くと言われていたが、最近では、徐々に低下していくということが言われるようになってきた。

大人の感染者が増えると言うことは、乳幼児も感染の機会が増えることとなる。大人も、再度、予防接種を行う対策が必要なのかもしれない。

 

参考:東京都感染症情報センター ホムーページ

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