食器、調理器具等の消毒方法 | 食品衛生と衛生診断 | お役立ち情報 | 株式会社 東邦微生物病研究所

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食器、調理器具等の消毒方法

 

 

消毒作業の前に

調理器具や手指に使用する薬剤は、その特長を理解して効果的に使用してください。

消毒の効果を発揮させるために、事前に洗浄を十分行ってください。

 

煮沸消毒

用途:食器、調理器具、布巾や衣服の消毒

80℃のお湯なら5分以上又は、85℃なら1分以上の煮沸時間が必要です。

 次亜塩素酸ナトリウム

用途:食器、調理器具、布巾の消毒・漂白

作り置きはしないで、その日の分のみ作る。

10分程度着け置き時間が必要です。

手指には使用できません。

酸性の製品と混合、併用して使用しないでください。

有毒ガス(塩素ガス)が発生する恐れがあります。

衣類を浸けると漂白力で脱色する恐れがあります。

石鹸等で汚れを洗浄した後使用してください。

手荒れのある人はゴム手袋等を使用してください。

金属腐食性があるので注意してください。

使用期限を遵守してください。

市販品の濃度 ピュ―ラックス:10%・6%、ハイター・ブリーチ:約5%、ミルトン:1%

消毒液の作り方(ノロウイルス対策:ノロウイルスに対しては塩素系消毒剤による消毒が有効です))

 

消毒対象 必要な濃度(注1) 原液の濃度 希釈倍率 1リットルの水に加える
必要な量(注2)
便や吐物が付着した床等で
汚れがひどい場合
5000ppm(0.5%) 5% 10倍 100ml
10% 20倍 50ml
便や吐物が付着した
床やおむつ等
1000ppm(0.1%) 5% 50倍 20ml
10% 100倍 10ml
衣類や器具等の浸け置き 500ppm(0.05%) 5% 100倍 10ml
10% 200倍 5ml
トイレの便座やドアノブ、
手すり、床等
200ppm(0.02%) 5% 250倍 4ml
10% 500倍 2ml

注1.濃度1%=10000ppm

注2.家庭用塩素系漂白剤のキャップの要量は通常20ml~25mlです。容器に記載されていますので、確認して使用してください。

アルコール(70%エタノール) 

用途:食器、調理器具、手指の消毒

水で薄まると効果がなくなるので、手指や調理器具は水分を拭き取るかよく乾かしてから使用してください。

食器、まな板、庖丁など、食品に直接触れる物の消毒には「食品添加物」と表示されたものを使用してください。

逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)

用途:手指の消毒

普通の石鹸で汚れを除去した後使用してください。

漬け置き使用する場合は長時間使用せず、頻繁に交換してください。

 

消毒液の作り方は、広島市感染症情報センターの資料を参考にしております。