口蹄疫について | 食品微生物 | お役立ち情報 | 株式会社 東邦微生物病研究所

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口蹄疫について

 

  

 

2010年に宮崎県で家畜伝染病口蹄疫(こうていえき)が流行しましたが、口蹄疫とはどのような病気なのでしょうか。 

農林水産省の「口蹄疫関する情報」により、ご紹介させていただきます。

                                       

口蹄疫とはどのような病気ですか?

口蹄疫ウイルスが原因で、偶蹄類の家畜(牛、豚、山羊、緬羊、水牛など)や野生動物(ラクダやシカなど)がかかる病気です。

口蹄疫に感染すると、発熱したり、口の中や蹄の付け根などに水ぶくれができたりするなどの症状がみられます。

口蹄疫にかかると、子牛や子豚では死亡することもありますが、成長した家畜では死亡率が数%程度といわれています。

しかし、偶蹄類動物に対するウイルスの伝播力が非常に強いので、他の偶蹄類動物へ感染させないようにするための措置が必要です。

牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりして口蹄疫にかかることはありますか?

牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりしても口蹄疫にかかることはありません。

他の偶蹄類動物にうつさないようにするため、口蹄疫が発生した農場の家畜は殺処分して埋却する(埋める)とともに、発生した農場周辺の牛や豚の移動を制限しています。

このため口蹄疫にかかった家畜の肉や乳が市場に出回ることはありません。

口蹄疫は、鳥インフルエンザやBSEとどうちがうのですか?

口蹄疫は、鳥インフルエンザやBSEと同じように、家畜がかかる伝染病で、畜産業に大きな経済的損失をもたらします。

しかし、これらの動物の病気は、感染する動物や原因となる病原体、感染経路が異なるだけでなく、公衆衛生や食品安全の観点から見ると大きな違いがあります。下の表をご覧ください。

 口蹄疫は、口蹄疫ウイルスが原因で偶蹄類の動物(牛、豚、山羊、緬羊、水牛など)がかかる病気です。人が牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりしても口蹄疫にかかることはありません。

しかし、感染している家畜の近くに行ったりすると、無意識のうちにウイルスを運んでしまうことがあるので、感染した家畜がいる農場に行くことは避けなければいけません。

 

 

口蹄疫

鳥インフルエンザ

BSE

病原体

口蹄疫ウイルス

鳥インフルエンザウイルス

異常プリオン

感染経路

感染した家畜や、ウイルスに汚染されたふん便等との接触、器具・車両・人などによるウイルスの伝搬、空気感染など

異常プリオンで汚染された飼料を食べることによる感染のみ

動物間の伝播力

きわめて強い。

強毒性の場合はきわめて強い。

弱い。

食品安全の観点

(肉を食べたり、乳を飲んだらどうなる?)

人にはうつりません。

人にはうつりません。

SRMが含まれた畜産物を食べるとうつることがあります。しかし、適切にSRMを除くことによって、感染を防ぐことができます。

公衆衛生の観点

(感染した家畜や排泄物に近づくとどうなる?)

人にはうつりませんが、ウイルスが靴などに付着し、他の家畜へ運ばれて、感染を起こす可能性があります。

通常の生活をしていれば、人にうつることはありませんが、感染した鶏や血液等に濃密に触れた場合、感染することがあるとされています。

人にはうつりません。また、他の家畜にもうつりません。

※ と畜・解体時に、牛の頭部や脊髄等のSRM(特定危険部位)を除去しています。      

鳥インフルエンザは、鶏、あひる、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥、七面鳥などがかかる病気ですが、野生の渡り鳥などもかかったり、発症しなくてもウイルスを持っていたりします。また、ウイルスが変異した場合、豚などもかかることがあります。                                  

BSEは牛がかかる病気ですが、異常プリオンを原因とする病気の中には鹿がかかるものやミンクがかかるものなどがあります。

                                         

本文は、農林水産省の「口蹄疫関する情報」より転載しております。