食のイベントにおける保健所の衛生指導 | 食品衛生と衛生診断 | お役立ち情報 | 株式会社 東邦微生物病研究所

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食のイベントにおける保健所の衛生指導

 

全国各地で開催される「食のイベント」、地域名産の食材などを利用したりして会場では数多くの料理が調理され、来場者の食欲を満たしています。

保健所では、これらの食のイベントにおいて、提供される食品の安全を確保するため事前の衛生指導や現場立入指導が行なわれていますので、その概要をご紹介します。

 

事前衛生指導

 

イベント主催者側は、イベントの企画段階で保健所に届出し相談に訪れます。

保健所では、使用される食材や調理方法について詳細な聞き取りが行われ、加熱や冷蔵が適正であり安全な食品をお客様に提供できる状態か否かが検討されます。

一般的な飲食店と違い、屋外の限られた設備だけで調理されるため、僅かでも衛生的問題があると判断された場合は、調理方法について改善指導が行われ、それでも衛生的問題が解消されない場合は提供しないように指導がなされます。

調理設備についても、衛生管理を適正に行なうことができるか否かが確認され、衛生上必要な設備を満たした上で営業するように指導がなされます。

 

保健所によっては、毎日のようにイベントについて相談を受ける地域があり、専従担当者の食品衛生監視員を置いているところもあります。

イベント主催者によっては、開催数カ月前から相談を受けることもあることから、面談のみならず、電話・メールなどで何度もやり取りして濃密な事前の衛生指導が行なわれています。

  

現場立ち入り指導

 

保健所は、イベントの開催初日には、イベント会場に赴き、事前指導のとおりの設備が設けられているかについて確認されます。

また、衛生的な調理がきちんと行われているかについても確認され、必要な場合は更に衛生指導が行われます。

もし、保健所の指導に従うことが困難と判断された場合は、食品の提供を中止を要請されることもあります。

全国から参加される営業者の方には、衛生管理に不慣れな方もいますが、「お客様の安全第一が最も重要である」ことを基本理念として指導が行われます。

世界各地の食のイベントでは、従事される外国人の方を対象に、「分かりやすい衛生管理」を基本に指導がされます。

 

おわりに

 

最近、開催された食のイベントでは、加熱不十分な鶏肉を使用した寿司を原因として大規模食中毒事件が発生しました。

 

食のイベントで提供された食品によって健康被害が発生しないよう、楽しいイベントが台無しになることの無いよう、保健所の食品衛生監視員は、食のイベントに対する指導に日夜励まれています。

保健所のイベント担当者は、土日が現場指導となり、ほとんど出勤されるほど多忙だそうです。