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糖類と糖質の違い

 

最近、飲料品のコマーシャルで見かける「糖類ゼロ」や「糖質ゼロ」ですが、それぞれ何が「ゼロ」なのかご存じでしょうか。

「糖質」と「糖類」は 両方とも「炭水化物」ですが、同じではなく、「糖類」は「糖質」よりも狭義で、「糖質」に含まれます。

 

糖質

「糖質」は、食品表示基準により

 

糖質=炭水化物-食物繊維*1

 

と定義されています。

 

従って、食品表示基準に従うと、たんぱく質や脂質、ミネラル、食物繊維の何れにも分類されないものが糖質となります。

具体的には、三糖類以上のオリゴ糖やでんぷん、キシリトールなどの「糖アルコール*2」、その他に甘味料のスクラロースやアセスルファムカリウムなどが含まれます。

 

糖類

「糖類」は、食品表示基準により

 

「単糖類又は二糖類であって糖アルコールでないもの」

 

と定義されています。

 

単糖類はブドウ糖や果糖、二糖類はショ糖(砂糖)、乳糖、麦芽糖などです。

糖類は甘味料使用量の95%以上を占めており、その大半がショ糖です。

 

炭水化物、糖質、糖類の関係は下図となり、糖類は糖質に含まれます。

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従って、「糖類ゼロ」というのは、ブドウ糖やショ糖などが「ゼロ」ということを意味し、「糖質ゼロ」は、糖類だけでなく糖アルコールや甘味料なども「ゼロ」ということになります。

 

ただし、「ゼロ」という表示に関しては、食品表示基準において、最終商品に含まれる糖質や糖類の含有量が 0.5g/100mL未満の場合は、それぞれの成分について「0g(ゼロ)」と表示できると定められていますので注意が必要です。

商品に「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」と表示されていても、0.5g/100mL未満で含まれている可能性があるということです。

 

*1 食物繊維:ヒトが消化できないセルロース等の多糖質の難消化性成分。

*2 糖アルコール:糖類を還元(水素を添加)して作られる物質で、消化されにくいため、低カロリー甘味料として使用される。マルチトール、キシリトールなどがある。