化粧品など製品中の微生物同定検査 | その他検査 | 臨床検査 | 株式会社 東邦微生物病研究所

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化粧品など製品中の微生物同定検査

化粧品などの製品において、微生物汚染によるクレーム品が発生した場合、微生物汚染を原因究明して衛生対策を行う上で、菌種情報は非常に重要です。

弊社では、汚染された微生物がどのような菌種なのかを判定する「菌種同定検査」サービスをご提供しています。

是非、貴社の品質管理やクレーム対応にご利用ください。

 

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化粧品は、微生物に汚染されると、腐敗・変敗による異臭や変色、粘性低下などの品質劣化を生じることがあり、特に、病原性微生物の場合は、健康被害も懸念されます。

化粧品の微生物汚染は、製造過程に起因する一次汚染と、消費者の開封後に起因する二次汚染に分けられます。

一次汚染は、原料や容器などの原材料、製造設備や水・空気などの製造環境、製造作業員などを介して微生物が製品に混入して増殖するものです。

製造企業側の責任となる一次汚染は、材料や製品に存在する生育可能な細菌・真菌の集団「バイオバーデン」を調査してその汚染源を特定し、殺菌・除菌処理などによって汚染源を排除しなければなりません。

また、二次汚染は、保管し使用される消費者側の環境や、使用者自身の手指などを介して微生物が製品に混入して増殖するものであり、製造企業としては、あらゆる使用状況を想定して、防腐剤の使用や衛生的容器の開発など汚染予防対策を施す責務があります。

 

一次汚染は、製造工程における危害要因が主な汚染原因であり、菌種・菌数にはその特徴が見られることから菌種が特定できれば汚染原因を推定することができます。

二次汚染による菌種・菌数は、一次汚染によるものとは異なるため二次汚染されたかものかどうかについて判断することができます。

 

化粧品など製品中の微生物同定検査のご案内

培養同定検査とは、細菌の有無、菌量、菌種を検査するものです。

細菌を同定するためには、細菌を取り出して培地上で数日間培養し、必要量な菌量に発育するまで増殖させます。

培養された菌は、形態や様々な生化学的性状試験を実施し、菌量、菌種、検体種別などで汚染菌種を総合判定します。

 

まずは、お問合せフォーム、メール、電話なとで検査内容についてお気軽にご相談ください。

御社に最適な検査内容とお見積りについて、ご提案をさせていただきます。

   

微生物検査 

菌数測定

検体から、直接、同定検査することができません。まず、培地上で菌を生育させる必要があります。

細菌の同定は「一般生菌数」、酵母の同定は「酵母数」、カビの同定は「カビ数」など、下表からご選択ください。

検査項目
一般生菌数(※1)
大腸菌
黄色ブドウ球菌
緑膿菌
カンジダ・アルビンカンス
カビ数(※2)
酵母数(※3)
(※1)+(※2)+(※3)の検査セット

 

純粋培養

菌数測定は、複数の菌が混在して検出される場合がありますので、各種の培地を用いて菌を分離させます。

培地上に複数菌が存在する場合は、調査対象とする菌株を予めご確認させていただきます。 

 

菌種同定検査

形態観察

菌の集落と細胞の形態について、目視、実体顕微鏡、光学顕微鏡で詳細に観察します。

 

生化学的性状試験

菌の炭水化物の利用や酵素の産生の有無などについて、検査キットを用いて確認します。

 

検査項目 納期(営業日)
細菌 3~15
カビ、酵母 3~15

 

・菌が不検出の場合は、同定検査には移ることができませんので、菌数測定の料金のみが発生いたします。

・死菌など同定不能となることもあります。その場合でも検査料金は発生いたしますのでご了承ください。 

・菌種同定検査の料金は1菌株毎に発生いたします。

 

ご報告

カビ、酵母の検査において、「種名」まで絞りきれない場合は、「属名」によるご報告となります。
検出菌の資料を添付いたします。
また、特に写真が必要な場合は、別途ご相談ください。

 

化粧品及び薬用化粧品等の医薬部外品の生物限度値に関する自主基準

検査項目 専ら3歳未満の乳幼児に使用する製品
専ら目の周りに使用する製品
及び専ら粘膜に使用する製品
左記以外の製品
生菌数(注1) 100 CFU以下/g又はmL 1,000 CFU以下/g又はmL
特定微生物 大腸菌 陰性 陰性
緑膿菌
黄色ブドウ球菌
カンジダ・アルビンカンス

注1)生物限度値に関する自主基準の生菌数とは、中温性好気性生菌数(一般生菌数)と真菌数(カビ及び酵母)の合計になります。